医師不足で産婦人科が休止されていた北茨城市立総合病院が、11月6日から出産の受け入れを再開することになりました。
産婦人科に常勤の医師2名、助産師5名が確保できたためで、全国的に産科医師が不足している中での再開は、北茨城市民のとって大きな喜びです。
公明党の署名運動が追い風に
井手よしひろ県議ら公明党では、この秋、県北地域の医療環境の整備を求める署名を行い、日立、高萩、北茨城市内で6万人を超す賛同の署名が寄せられました。(詳しくは「県北地域の医療体制充実を求める署名が6万人を突破」をご覧下さい)。その要望の第1項目目に掲げられたのが、産婦人科の充実でした。日立、高萩、北茨城の人口28万人の圏内に、出産を扱う病院がわずか2つしかない現状の改善を求めた内容です。この署名要望が1歩前進したことになりました。
茨城新聞のインタービューに答えて、北茨城市立病院の桜井淳一院長は「まだ、開けるぎりぎりの医師、助産師数で、受け入れ数に制限は出てきそう」、「今後も、医師確保などに努め、診療体制の充実を図っていきたい」と語っています。
参考:北茨城市立総合病院のホームページ