12月24日、公明党茨城県本部の第6回県本部大会が、水戸市内の県開発公社ビル大会議室で開催されました。この大会は、10月に行われた公明党大会を受けて、平成19年の運動方針と重点政策を定める会合であり、2年に一度の県本部役員を選出する人事大会でもあります。
県本部大会では、冒頭、石井啓一県代表(衆議院議員)が挨拶。県議選4候補の完全勝利の戦いに対して、深甚の御礼を述べました。その上で、この県本部大会は、2007年政治決戦への出発の大会であると述べました。また、公明党の国会での戦いに触れ、来年度予算編成で、児童手当が0~2歳児の第1、2子を対象に、乳幼児加算として5000円増額し、月額1万円に拡充されることについて「公明党の強い主張によって流れができた」と強調しました。
続いて来賓として出席した創価学会の林康麿副会長(茨城県社会協議会議長)、参議院議員加藤しゅういち氏が祝辞を述べました。
来賓挨拶の後、議事に移り、県本部運動方針と重点政策が提案されました。井手よしひろ県本部幹事長(県議)は、県本部運動方針案を提案。①統一地方選とそれに続く参議院選挙の大勝利を目指す、②地方の時代にふさわしい強靱な地方自治体の構築と地方議会の活性化を図る、③議員活動の三つの基本(議会活動、党勢拡大の戦い、市民相談)の再確認、以上三点からなる運動方針が提案されました。また、重点政策は、県本部政策局長足立寛作県議が提案理由の説明を行いました。重点政策は、「将来にわたって、豊かで活力にあふれた元気な茨城を」をテーマに、8つの柱84項目からなる具体的な政策提案となっています。提案理由の説明の後、質疑応答を行い、採決の結果、両案件とも賛成多数で原案の通り承認されました。
引き続き、県本部の役員選挙が行われ、県本部役員選出委員長の助川吉洋日立市議から、県本部代表に石井啓一衆議院議員が立候補したことが報告されました。立候補者が一名であったことから、石井啓一氏が代議員の賛成多数で信任され、引き続き県代表を務めることになりました。また、党本部規約により、石井新代表より県本部役員の名簿が提出され、同じく賛成多数で県本部役員が承認されました。井手よしひろ県議は、引き続き県本部幹事長に選任されました。
再任された石井県代表が挨拶に立ち、「まずもって、来春の市町村議員選挙、参議院選挙の大勝利に向けて、私自身が先頭を切っていくことをお誓いいたします」と力強く抱負を語りました。更に、「公明党の新たなスローガンである『戦う人間主義』『生活現場主義』に触れて、困っている方のもとに真っ先に公明党議員がいるという戦いをしていきたい」と呼びかけました。
その後、新任の田村佳子幹事(県議選当選者)が県本部大会の宣言を読み上げ、全会一致で採択しました。最後に、高崎進青年局長(県議選当選者)が中心となって、あらゆる戦いに勝利することを誓って「勝ちどき」を行い、意気軒昂に県本部大会を締めくくりました。