2月1日、筑西市の自治会連合会が冨山省三市長に、筑西市議会の議員定数を30から26に削減する議員定数条例改正を求め、3444人の署名を添えて直接請求しました。
冨山市長は2月13日または15日に開かれる臨時市議会に、意見書をつけて提案することになります。
筑西市の議員は合併により77人に膨れあがっています。06年6月定例会で、一部議員が合併協議会で決めた定数34を28に削減する条例案を提出しましたが、9月定例会で否決されました。このため、連合会が定数を26とするよう議会に請願しましたが、12月定例会で不採択となりました。その代わりに、定数を30とする定数条例が提出され可決されました。
これに納得しない連合会は「水戸市が定数を30としたのに、人口が水戸市の半分以下の筑西市では定数を半減してもよい状況だが、住民意思の反映も考慮して26とすべきだ」として、昨年12月末から直接請求のための署名活動を開始。請求に必要な有権者9万2232人の50分の1の1845人を、大きく超える3444人の有効署名を集めました。