2月6日、政務調査費に関して公認会計士や弁護士から意見を伺うために上京。夜、取手市内で県政の課題について講演を予定していたので、取手から常磐線の新型車両に乗ってみました。
JR東日本水戸支社では、3月18日からのダイヤ改正で、常磐線の普通列車を最高時速130キロの新型車両にすべて入れ替えます。また、常磐線初となるグリーン車の営業を開始します。新型車両は、「E531系」と呼ばれ、JR東日本で初めて通勤・近郊用で最速の130キロ運転が可能です。3月のダイヤ改正までに常磐線の車両300両が、すべてを新型車両に変更されます。新型車両を使った特別快速は昨年7月から上野~土浦間で運行されており、従来の普通電車より16分短い最速55分で結んでいます。
今日、試乗した車両は二階建てのグリーン車。新型電車の編成に上野寄り4、5両目に連結されます。Suica(スイカ)システムを導入し、車内改札が省略されます。席上の読み取り部にSuicaをかざし着席するとランプが点灯する仕組みです。乗り心地は、快適の一語です。つくばエクスプレス(TX)より、シートの性能が良いためか、数段乗り心地は良い気がします。毎日の通勤では、750円のグリーン料金(平日50キロ以内、事前購入の場合)は負担が重いと思いますが、疲れているときなどは乗ってしまうかもしれません。
こうした常磐線のリフレッシュ戦略も、TXへの対抗上のものと推測されます。良い意味での競合関係は、利用者にとってありがたいことです。
常磐線の東京駅乗り入れについても、拍車が掛かればと期待しています。