3月2日、井手よしひろ県議は、日立市滑川町3丁目の風害の被害者宅を訪れ、被害状況調査と対策について意見交換しました。
上田沢団地の南側の高台の住宅地は、平成16年から18年に掛けて行われた急傾斜地の安全対策で擁壁工事が行われ、北側にあった桜の木などの林が伐採されました。その後、いわゆる爆弾低気圧による春先の突風(北西の強風)が、直接住宅に吹き付けるようになり、17年頃から毎年のように、風による被害が発生するようになりました。
今年も、2月24日、朝から吹き荒れた強風により、住宅7件が瓦が飛ぶ、雨樋が破損する、テレビのアンテナが折れるなどの被害が発生しました。
急傾斜地の擁壁工事を行った県は、井手県議や地元住民の要望を受けて、被害を受けた住宅の北側に植林をするなど緊急対策を、19年度に行いました。しかし、植えられた樹木も風を防ぐ効果を発揮するまでには、時間もかかり、今回の被害を防ぐことはできませんでした。
井手県議は、この日の調査と被災者との意見交換を受けて、県土木事務所と対応を速やかに協議することになりました。