日立市の渋滞緩和に大きな効果があると期待されている幹線道路が2路線、3月末までに開通(部分供用)する事になりました。
1本目は、「国道6号日立バイパス」の田尻町から旭町までの約4.7キロ区間が3月29日、午後4時に開通します。記念のイベントが午前11:00~午後2:00の時間帯で行われます。
日立市は、西に山岳を東に太平洋を望み、南北約24キロ、東西約3~5キロと海岸に沿って帯状に広がっています。一般国道6号と245号の2路線が市内移動の生活道路として、また、市外との連絡道、さらには通過交通道路として二重三重の役割を担っています。日立バイパスは、このうち市外との交通と通過交通を担う役割を果たす道路として、海岸部に計画されたものです。
昭和59年8月2日に、田尻町から河原子町に至る10.4キロ区間が都市計画決定され、今回開通する田尻町~旭町の4.7キロ区間が昭和59年度先行して事業化。平成6年3月に延長500メートル区間の部分供用。平成13年3月、田尻町から本宮アクセスまで1.6キロ区間を暫定2車線で供用開始。平成15年5月に、鶴首アクセス~本宮アクセス間の延長1キロを暫定2車線供用開始してきました。計画の約半分の工事が、四半世紀かけて完成されたことになります。これまでの工事に掛かった費用は約410億円です。
29日当日は、午前11:00より開通記念式典を行い、11:45よりは渡り初めの意義を込めて市民の一般参加によるウォーキングイベントを実施する予定です。なお、ウォーキングイベントは午後2:00終了予定です。