64回目の終戦記念日を迎えた8月15日、太平洋戦争末期の1945年に空襲や艦砲射撃などで多くの犠牲者を出した日立市で「第43回8・15平和集会・平和行進」(主催:平和をまもる日立市民会議)が、多くの市民の参加のもと開催されました。井手よしひろ県議ら公明党の日立市議団も参加しました。
午前11時から、日立市役所前で平和集会が行われ、藤崎信代表が「今年春オバマ大統領が核兵器の廃絶を訴えた。大変ありがたいことです。日本は明治維新以来、ほぼ十年ごとに戦争に介入してきました。しかし、64年前の8月15日を起点として、戦争には介入していません。私は小さな人間ですが、第一回の平和行進から参加しています。最初、当初の萬田市長は1人でも2人でも良いから始めましょうと行ってくださった。今日はこんなに多くの方が集まっていただき誠にありがとうございました」と挨拶をしました。
11時15分、井手県議らを先頭に平和行進がスタート。国6号、平和通りを30分掛けて行進し、11時45分にはJR日立駅前にある「平和の鐘」の前に到着しました。
参加者は、正午の平和の鐘に合わせて1分間の黙祷を捧げて戦没者の霊を慰め、不戦の決意を新たにしました。