5月7日、日経リサーチは、全国各地の地域のブランド力などを多角的に調査・分析した報告書「地域ブランド戦略サーベイ2013」を発表しました。
この調査はブランド力や認知度、魅力点など様々な観点から地域ブランドを評価し、ランキング化したもので、今回が4回目となりました。測定対象は「地域編」が今回から新たに対象に加えた99の町村を含む都道府県・主要な市区町村など合計765、「名産品編」が360ブランドです。
都道府県では「北海道」「京都府」「沖縄県」のトップ3に今回も変動はありませんでした。トップ10では「大阪府」「鹿児島県」「奈良県」が順位を上げました。また「香川県」が前回調査の24位から14位、「島根県」が46位から35位、「鳥取県」が43位から38位へと大きく上昇しました。
県ごとにブランド力を強化する試みが各地域で見られ、特に「うどん県」で話題の香川、全国区の人気を誇るゆるキャラ人気を誇る「くまモン」の熊本などが、ランキングを上げました。
昨年の調査で、都道府県ランキングが最下位を脱出した茨城県でしたが、今回はまたも47位に甘んじました。
地域的にも、北関東圏(埼玉、茨城、栃木、群馬)が低位にランクされる傾向は変わっていません。
参考:地域ブランド戦略サーベイ2013(日経リサーチ)