5月7日、国営ひたち海浜公園を管理するひたち公園管理センターは、ゴールデンウィーク中のひたち海浜公園を訪れた人が、過去最高の52万686人であったことを発表しました。
この時期、みはらしの丘を真っ青に染める450万本のネモフィラが人気を集める国営ひたち海浜公園。4月25日から5月6日までのGW期間中の12日間に公園を訪れた人は、52万686人でした。1日あたりで4万3391人、おととしの大型連休の1日平均を1万人以上上回り、これまでで最も多くなりました。
特に、5月4日は8万3769人、3日は7万6929人と、いずれもこれまでで最も多かった去年の5月4日の入場者数を大きく上回りました。
この要因について、国営ひたち海浜公園では、期間中、天候に恵まれたことや、ネモフィラが丘を埋め尽くす風景が国内や海外のメディアで広く取り上げられたこと、またJR常磐線の東京駅などへの乗り入れが始まり、交通の利便性が向上したことをあげています。
井手よしひろ県議ら茨城県議会公明党とひたちなか市議会公明党議員団は、ひたち海浜公園の一層の魅力向上のために、海浜公園を管理する国交省ならびに茨城県に対して要望活動を行うことになりました。
具体的な要望としては、以下の項目を現在検討しています。
- 国営ひたち海浜公園への入場をスムーズにするための道路網を整備すること
- 現在阿字ヶ浦で終点となっている“ひたちなか海浜鉄道”のひたち海浜公園までの延伸を支援すること
- 周辺の国有地を活用して駐車場を拡大すること
- 繁忙期の開園時間の延長(現在は7:30~17:00を7:00~18:30)
- 入場口でのチケット販売方法改善(チケット購入時間の短縮するため、ネットやコンビニなどによる事前チケットの販売を実施)
- 駐車場料金の検討(現在510円、10円の端数のために入場に時間が掛かる。料金収用窓口の拡大)
- 場内トイレの増設(特に女性用トイレ)
- コンビニエンスストアなどの物販施設の整備
- 高齢者、障がい者向けの移動手段の確保(電動カートなどの導入)
- 屋台村など飲食のできる場所の確保
- 場内案内やクリーンリネス、花畑への進入防止などのマナー向上への啓発策の充実