5月18日、今年のゴールデンウィーク期間(4月25日~5月6日)の茨城県内観光地・観光施設等への観光客数(入込客数)が、県観光物産課から公表されました。それによると、「ひたち海浜公園」(16万7868人増)及び「笠間陶炎祭」(2万8000人増)が、過去最高を記録したなどに
より、総数で228万4740人(昨年比28万3806人増:114.2%)となりました。
なお、東日本大震災前の平成22年と比べると、16万1559人増(110.1%)となりました。
地域別でみてると、県央地域を除きいづれの地域もマイナスになっています。また、今年の12宿泊施設の1日平均宿泊客数は1461人(12箇所に聞き取り調査)で、22年と比較すると74.7%で、特に県北臨海部は55.8%で大震災からの回復が遅れている現実が明らかになりました。
今年のゴールデンウィークは12日間全てが好天に恵まれたほか、後半に5連休もあり旅行意欲が高まりました。また、上野東京ラインの開業や圏央道の整備進展などにより、茨城県内の観光地へのアクセスが向上したこと、茨城県の観光地がGWの注目スポットとして新聞やテレビなどの各メディアで多く紹介されたことなどにより、期間中の入込客数が前年度より増加しました。
特に、ネモフィラで一躍有名になった「国営ひたち海浜公園」は、過去最高の52万686人(1日平均4万3391人、1日最高8万3769人)を記録。笠間市の「笠間陶炎祭」も(51万6000人、1日平均7万3714人、1日最高10万2000人)に達しました。県央部の2大イベントで100万人を超える集客を達成しました。