3月6日、茨城県議会一般質問が行なわれ、公明党の八島功男県議(土浦市選出)が登壇しました。八島県議は、①新たな総合の計画価の策定について、②日本ーのレンコン生産の更なる発展について、③きめ細やかな福祉施策について、④地元の道路行政について、の4項目の質問を行いました。
特に、県総合計画については「県民が日本一幸せな県」をめざすとの大井川知事の政策ビジョンを受けて、知事の幸せの世界観を問う内容となりました。
八島県議は、日本の幸せの世界観は、利己的な経済成長を目指す成長期から、利他的に世界への文化的貢献を目指す成熟期へと変化したと指摘。その上で、「他の人の喜びを自分の喜びに感じる」という「利他の幸福感」が大切であると強調しました。その上で、より多くの県民との「価値創造」に「協力・協働」を掛け算した「協創」の姿が茨城の県民幸福度向上の鍵だと訴えました。
この質問に対し大井川知事は、「私のモットーは“挑戦する茨城県”であり、個人個人が、それぞれ、未来に希望を持ち、自身のなりたい自分像に向かって、一歩でも二歩でも近づいていけるよう、挑戦を続けることができる世界を、私は幸せな世界であると考えています」と応じました。
さらに、SDGsの考え方を茨城県総合計画に反映させるるべきとして、各項目の詳細もSDGs目標アイコンを明示するなどして、SDGsの実践をすべきであると提案しました。茨城県がグローバルな視点から「持続可能な開発目標」である総合計画を策定しようとすることは、大井川知事の大局観やグローバリズムに一致していると訴えました。SDGsの「人間の安全保障」の理念や、「誰一人取り残さない」とのメッセージは、私たち公明党の立党の精神とも一致するもので、「県民の幸福」も「自他ともに喜ぶ」と共通する考えかた強調。SDGsは、「活力があり、県民が日本一幸せな県」実現の理念であり、課題解決の施策展開と、その重要性を主張しました。