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井手よしひろ県議の代表質問【映画づくりによる地方創生】

管理者 2018年3月14日


井手よしひろ県議の代表質問【映画づくりによる地方創生】
 3月5日、井手よしひろ県議は県議会代表質問に登壇。大井川和彦知事に対して、5つの項目から県政運営の基本姿勢、来年度予算の考え方などを質しました。
 井手県議は、映画作りを活用した日立市を中心とする県北地域の活性化を主張しました。また、ロケツリーズムや映画映像創造特区の創設を提案しました。
 以下、井手県議の質問と大井川知事の答弁の要旨を議論の模様をご紹介します。なお、質問、答弁とも正式な議事録ではありませんので、ご了解下さい。


県議会代表質問<井手よしひろ>
映画撮影などの様々な規制を緩和する「映画・映像創造特区」を提案
 最後に、映画作りを活用した地方創生について伺います。
 茨城県内における映画やテレビドラマなどの撮影の窓口となっている「いばらきフィルムコミッション」が、創設から15年を迎えました。昨年3月までの支援作品は累計5374本に上り、全国一の規模です。
 昨年度の支援作品は526本、撮影日数は延べ1147日、経済波及効果は約6億2000万円に上りました。ほぼ毎日、3組以上の撮影隊が茨城に入っていることになります。

 いばらきフィルムコミッションは、設立の目的を十分に達成していると評価します。その上で、3点の提案をしたいと思います。
 その第1は、単なるロケ隊を誘致するだけではなく、茨城の魅力を発信する場として充実させるということです。茨城を舞台に撮影していることを、視聴者、鑑賞者にしっかりと理解していただけるような仕組みを作るべきです。単に制作協力・いばらきフィルムコミッションとエンドロールに小さく紹介されるだけではダメです。明確な契約を交わし、表示するロゴなども統一し分かりやすく訴求すべきです。出演者にも、茨城の素晴らしさを訴えるポスターやネット媒体などにも登場していただけるよう交渉すべきです。
 その第2は、フィルムコミッションを一段進めて、ロケツーリズムにつなげていく必要性です。映画やアニメの撮影地やモデルとなった舞台を巡る「聖地巡礼」が話題となっています。映画やドラマによって茨城の素晴らしい風景が紹介され、交流人口の拡大につながるためには、どうすれば良いのか、茨城県のフィルムコミッションを地域活性化につなげていく新たな取り組みが必要です。
 第3の提案が「映画・映像創造特区」の創設です。映画やドラマの撮影の際の様々な届け出や制限を緩和し、煩雑な申請や交渉の窓口をワンストップサービス化しようとするものです。
具体的には道路使用の許可、爆発物や燃焼物の使用許可、航空機やドローンの飛行許可、調理や料理に関する許可、国定公園、天然記念物などに関する許可などの規制緩和を目指すべきです。

 現在、日立市を中心に、昭和の文豪・新田次郎氏の名作「ある町の高い煙突」の映画制作が、松村克弥監督の手で進んでいます。地元市民、企業、県や日立市の協力を得て、市民運動としての映画制作の支援活動が盛り上がっています。昨年11月には、知事にもご登壇いただき、トークフォーラムを開催したところ、予定数を大幅に超える市民が参加しました。2月に行ったエキストラ・オーディションには300人を超える応募があったと報道されています。
 映画作りを通して、地域の歴史を改めて学び、その素晴らしさを実感、共有し、日本中、世界中に発信していく。そこに地域をあげて映画作りに協力する意義があると思います。
 映画作りを活用した地方創生について、知事のご所見をお伺いいたします。

トークフォーラム
大井川知事の答弁:映画作りを活用した地方創生にしっかり取り組む
 次に、映画作りを活用した地方創生についてお答えいたします。
 本県では、映像制作会社が集中する都心から近距離にありながら様々なロケーションを有し、日本屈指のロケ地となっておりますので、この強みを活かして地方創生に取り組むことは大変意義深いことであると認識しております。
 まず、本県の魅力発信の場としての活用につきましては、映画等をきっかけに多くの視聴者に本県の魅力が伝わりますよう、エンドロールに表示するフィルムコミッションのロゴを就一するとともに、県の魅力を発信するポスターやインターネット媒体などでのPRに出演者を起用できるよう、制作会社等に対して積極的に働きかけてまいります。
 次に、「ロケツーリズム」の推進につきましては、市町村等との連携を一層深め、ロケ地巡りツアーを実施するとともに、撮影風景の写真や小道具を集めた展示会を開催するなど、ロケ地を観光資源として活用する取組を強化し、地域活性化を図ってまいります。
 また、撮影に関する規制緩和につきましては、先般、国家戦略特区のメニューの一つとして、道路や海岸における撮影手続きの簡素化や、ドローンにより撮影制限などを見直すことを提案したところであります。今後も、「撮影するなら茨城へ」といった評判がますます拡がりますよう規制緩和に関する取組を進め、ロケ誘致を促進してまいります。

 なお、議員からご紹介のありました「ある町の高い煙突」の舞台となっている日立市では、地域の皆様が主体となって「大煙突マップ」を作成するなど、映画作りをきっかけとして地域を盛り上げようとする動きが活発になってきておりますので、こうした取組を支援するとともに、この映画を活用して日立市を含む県北地域への観光誘客を促進してまいります。
 今後とも、映画制作関係者や市町村などとの連携を更に強化し、映画作りを活用した地方創生にしっかり取り組んでまいります。

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井手よしひろです。 茨城県の県政情報、 地元のローカルな話題を 発信しています。 6期24年にわたり 茨城県議会議員を務めました。
一般社団法人地方創生戦略研究所
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master@y-ide.com

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