3月7日、石岡市と八郷町の合併調印式が行われました。美野里町、玉里村を含む四市町村合併協議会の破綻したことで、広域合併自体ができないのではと危惧されましたが、期限内合併を目指して集中的な審議の結果、この日の調印式を迎えました。
2005年10月1日には人口約8万2100人、面積約213平方キロの新「石岡市」が誕生する運びとなりました。
石岡市と八郷町との合併
●合併の形式:新設合併
●新市の名称:石岡市
●新市の事務所:石岡市役所
●合併期日:2005年10月1日
●合併の形式:新設合併
●新市の名称:石岡市
●新市の事務所:石岡市役所
●合併期日:2005年10月1日
地元常陽新聞の記事(2005/3/8付け)によると、横田凱夫石岡市長は、石岡市と八郷町が古くから物資や人的交流が盛んな点に触れ「住民同士が結び付く精神を、新市に引き継いでいきたい」と述べました。
一方、菊地武雄八郷町長は「古くから友好関係を結ぶ石岡市との合併は、まさに『大願成就』。両市町が持つ自然、文化、歴史を大切に、融和を図り、個性的で魅力的な地域作りが必要」と述べました。
石岡市と八郷町は、美野里町、玉里村を含む四市町村で法定協を設置し審議を進めてきましたが、新市名称をめぐり、歴史的な名称である「石岡」に固執する石岡市側と、美野里・玉里の二町村が対立し、石岡市委員の途中退席や欠席のなか、新市名を二町村が支持する「常陸野市」と決定したことにより、合併協議会は決裂、解散に至りました。
その後、期限内合併を熱望する八郷町は、石岡市を含む合併実現を求め、横田市長は八郷町との二市町合併を決意しました。住民アンケートでも、合併相手として八郷町が最多支持を獲得したため、今年1月に二市町協議会がスタートされました。
議会議員の任期は、在任特例を採用し石岡市議の任期に合わせました。特例法後の議員定数は30とします。