4月1日、日立市の「日立さくらまつり」が始まりました。JR日立駅前から国道6号へ至る平和通り、かみね公園、十王パノラマ公園のさくらがライトアップされています。
東西約一キロの平和通りには120本を超す染井吉野が植えられており、満開になるとまさに「桜の回廊」となります。しかし、今年のさくらの開花宣言は4月2日と遅れ、さくらまつりには間に合いませんでした。
昨年、世界遺産のユネスコ無形文化遺産候補に選ばれた国指定重要有形無形民俗文化財の「日立風流物」が公開されています。日立さくらまつりには、4町が持ち回りで毎年1台ずつ公開していますが、今年は市制70周年を記念し、西町と本町の2台を公開しています。お城の形をした館が左右に割れてできる舞台の上で、人形が弓矢を放ったり、舞台が回転する度に、歓声と拍手がわき起こっています。
様々な出店、バザー、ひたち舞祭(まいまつり)、みこしパレード、子どもジャズダンス、よさこい踊りなど、多彩な出し物が日立の春を彩ります。