2月25日(日)、第2回ひたち大煙突フェスティバルが開催されました。
あいにくの天気にもかかわらず、多くのお客様が来場しました。メイン会場である共楽館への入場者数が1085人。歩行者天国=会計市を含めると1650人が来場しました。
終日、共楽館界隈は、賑やかな歓声に包まれました。
今回のフェスティバルは「日立まるごとエコ・ミュージアム」という発想で、大雄院通りを歩行者天国にして、地域全体で大煙突フェスティバルを楽しんでいただきました。「令和のシン会計市」と名付けられた歩行者天国では、キッチンカーでグルメや手作りの作品を販売する楽しい企画となりました。また、東京芸術大学の東弘一郎さんによる「ピザ釜大煙突」が共楽館の駐車場で展示され、終日長い行列で賑わいました。
共楽館では、茨城県企業連携NPO支援事業、AYA’S LABORATORY NPO活動支援事業の助成を受けて制作した、絵本「だいえんとつ と さくらのまち」の原画が展示されました。
茨城大学工学部一ノ瀬研究室は、地元新町の「新町みらい絵日記」を描くワークショップを開催しました。参加した方々から、こんな新町になったら素晴らしいとの提案をいただき、町内の地図に落とし込み作業を行いました。
社会人落語家日本一の二松亭ちゃん平さんが、創作落語『笑顔の大煙突』を披露。大煙突の歴史を笑いのうちに語り、客席の大きな拍手を受けました。
ETCひたちの皆さんは、紙芝居劇「大煙突とさくらのまち」を上演しました。新たな演出を加え、我がまちのひたちの魅力を分かりやすく発信しました。
共楽館の舞台では、地元のアーティストによるライブステージが繰り広げられました。最後は、日立のシンガーソングライター佐藤駿さんと会場に集まったすべの方々が、オリジナル曲「さくら」を大合唱して大いに盛り上がりました。
共楽館と新町通の「令和のシン会計市」の模様(国土交通省、日立市及び日立警察署の許可のもとドローンで撮影)
東京芸大・東弘一郎さんが主宰する“おおみかアートプロジェクト”のアート作品「ピザ窯大煙突」。当日は、ピザ160食を来場者に提供しました。ピザを焼いた香しい煙が現代の大煙突から流れていました。
令和のシン会計市の模様。かつて日立鉱山では、会計日といわれた給料日に、商店街に出店が立ち並び活況を呈していました。当時の賑やかさを令和の現代に蘇らせました。
「花久邸再建プロジェクト」と名付けて、大正時代の町屋づくりの古民家再生に取り組んでいます。地元住人のコミュニティスペースと再建を目指しています。