4月12日から14日まで、3回目の能登半島地震被災地の調査を行いました。
12日は、七尾市に向かい能登島の仮設住宅、和倉温泉の復興状況、市内の仮設住宅の建設進捗状況などを確認しました。
13日は、能登空港=珠洲市=輪島市=輪島市(門前地区)=志賀町と大きく移動しました。道路状況は大分改善しましたが、相互通行や珠洲~輪島、輪島~門前など直接移動できないのが難点。視察の8割程度が移動時間となってしまいます。13日の走行距離は約370キロでした。
珠洲市、輪島市、志賀町では移動型の仮設住宅(ムービングハウス、トレーラーハウス)を中心に調査しました。いずれも、過去の災害で実績を積んでいるため、建設や居住支援も充実していました。
珠洲、志賀の仮設団地は集会場が併設され、すでに活用されていました。珠洲ではお茶会が、志賀ではお客様の応接室として活用されていました。孤立化対策や狭い仮設の活用策としては必須です。今回の能登半島地震では、仮設住宅の戸数を稼ぐためか、集会場が併設されていない団地が多いように気がします。後付けでも遅くないです。石川県、各市町村は基本的考え方を改めるべきです。
桜満満開の中、仮設にいち早く移れた方々は、生活の再建のために確実に前に進まれています。